住宅展示場
住宅展示場。
住宅を取得しようとする人は、一度は見学を検討したことがあるのではないでしょうか。
また取得の予定がなくとも、道を通りがてら建物がいくつも集まった広い敷地を見たことがあるかもしれません。
住宅展示場は、住宅を取得する際に比較検討ができるように実際に住宅を建てて展示している場所です。
一つの場所で複数のハウスメーカーの住宅を見ることができるのが特徴の1つではないでしょうか。
ただ昨今こうした住宅展示場が閑散としている様子があるようです。
理由は大きく2つあると考えられているようです。
1つは新築住宅需要が縮小しているというもの。
1996年の新設着工は60万戸を超えていたが、2016年には半減以下の29万戸強となっているそうです。
そしてもう1つは、情報の取得方法の変化です。
「情報は足で稼ぐ」という表現が使われることがありますが、現在ではインターネット経由による情報入手を第一に重視する消費者が増えているようです。
住宅展示場へ足を運ぶのも、インターネットで収集した情報を元に内容を絞り込んでからということが多いようです。
一般的な情報であれば、時間と場所を選ばず調べることができますので、このような動きは必然なのかもしれません。
ただ、実際の建物を見ることができ、肌で感じることができるというのは、住宅展示場ならではないのかと思います。
「住むなら埼玉!」
埼玉県では、「住むなら埼玉!」をキャッチフレーズに、住まいに関する応援サイトを立ち上げ、埼玉県への住み替えに関する様々な情報を発信しています。
人口の減少が背景にあるのだと思いますが、各自治体による住民の獲得競争という様子も伺えます。
応援サイトには、住宅を購入する方に限らず、売りたい方、貸し借りをしたい方など住まいに関する情報が掲載されています。
- 多子世帯の住宅取得に最大50万円が補助される多子世帯向け住宅取得支援
- 中古住宅を紹介する市町村空き家バンク
- 子育てに配慮した住宅であること証明する子育て応援住宅認定制度
- 安心できる中古住宅が見つかる安心中古住宅登録制度
などが紹介されています。