大学入試センター試験
本日から、大学入試センター試験が始まりました。
今年は全国695箇所の会場で58万人余りが受験したとのことでした。
大雪や列車の遅れにより全国24の会場で試験の開始時間が繰り下げられるなどの対応がとられたようですが、全体的には大きなトラブルはなかったそうです。
大学入試は一部の大学を筆頭にAO・推薦入試の割合が増えているそうです。
AO入試(エーオー入試)とは、Admissions Office(アドミッションズ・オフィス)入試の略で、出願者自身の人物像を学校側の求める学生像と照らし合わせて合否を決める入試方法なのだそうです。
こうした入試の方法はその形式が特に定まっているわけではなく、その内容や入試の名称も大学によって様々なようですが、総じてAO入試としてまとめられているようです。
最も単純に理解しようとすれば、特別入試の1つということになるのではないでしょうか。
AO・推薦入試の割合が増えている背景には、大学側が自校の志に合う学生を獲得したいということがあるようですが、少子化の中、学生を早めに獲得したいということもあるのかもしれません。
このように大学入試を取り巻く環境は変化をしていますが、大学入試センター試験が主要な大学入試試験であることは変わりません。そして受験生が真剣に入試に臨んでいることも変わらないのではないでしょうか。
大学を卒業すれば、その後は社会人となり、働いて収入を得て生活をしていくという人がほとんどだと思います。
そのような社会人である個人に日銀が暮らし向きについて聞いたところ、「ゆとりがなくなってきた」という回答が増えていたそうです。
ただ、足もとの景気が1年前と比べて「良くなった」と答えた割合から「悪くなった」と答えた割合を引いた値は、-11.9ポイントとなりましたが、前回の調査よりもマイナス幅が1.6ポイント減少し、景気の受け止めは改善しています。
景気の受け止めが改善したにもかかわらず、「ゆとりがなくなってきた」という回答が増えた背景には、賃金の伸び悩み、物価の上昇があるようです。
このように現実は決して甘いことばかりではありませんが、真剣に入試に臨みその後社会人になるであろう受験生に対し、夢や希望を持てる社会であることを示すことが大人の役割なのかもしれせん。