macOSに重大な欠陥
macOSといえば、アメリカの大手IT企業「アップル」が提供しているパソコンの基本ソフトです。
今回このmacOSに重大な欠陥が見つかったということです。
パソコンを起動する際、IDとパスワードを設定している人も多いと思います。
今回見つかった欠陥は、この設定を無意味なものとしてしまう内容のようです。
具体的には、ID・パスワードが設定されているパソコンであっても、それを入力せずにログイン出来てしまうという欠陥です。
しかも与えられる権限は最高権限、つまり管理者権限です。
修正プログラムの提供はまだ
今のところ、この欠陥を修正するプログラムの提供はなされていないようです。
専門家からは、パソコンの管理を厳重にするよう注意喚起されています。
ところで、管理を厳重といっても何をすればよいのでしょうか。
まず、考えられるのは、他人にパソコンを使わせない。ということではないでしょうか。
IDとパスワードを設定した本人しかパソコンを使わないのであれば、どのようにログインしたとしても問題はないはずです。
ただもう1つ、注意をしたほうがよさそうなものがあります。
インターネットに繋がないということです。
素人考えなので、インターネットに繋ぐ事が実際にリスクとなるのかどうかは分からないのですが、何となく繋がないほうが安全なのではないかと考えてしまいます。
というのも、インターネットを介してパソコンの前にいなくとも遠隔操作をすることが出来ます。
通常は、このような操作を行う際にもIDやパスワードなどで認証が行われてから、操作が可能となるわけですが、今回の欠陥の内容を考えると一抹の不安がよぎります。
パソコンへのログインとインターネットからの接続では構造が異なるのかもしれませんが、そのようなことを理解するには専門的な知識が必要となりそうです。
ただ、インターネットに繋がずにパソコンを使うとなると、パソコンの用途がかなり制限されてしまいます。
また、修正プログラムを取得するにはインターネットに繋がなければならないと思いますので、全くインターネットに繋がないということは難しいのかもしれません。
そもそも、そのような心配はいらないということであれば良いのですが…。