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サザエさんの行方

不正会計を発端に業績の悪化が明るみになった東芝。
事業の撤退や売却など再生に向けて様々な対策が講じれらているのは周知の通りです。
ただ、再生に向けた経営判断が正しかったのか否かが分かるのには、さらに時間が必要になるのではないでしょうか。

企業は経済活動を行っていますので、再編することになれば、周囲に影響を及ぼすことになります。
東芝ほどの大企業となれば、その影響を及ぼす範囲が広くなることは容易に想像できます。
そしてその影響は、アニメの世界にも及ぶようです。

「サザエさん」のスポンサーの降板

サザエさん」といえば、誰もが知る国民的アニメです。
東芝は、この「サザエさん」のスポンサーを長年行ってきたのですが、スポンサーの降板を正式に発表しました。
「サザエさん」の放送は1969年の10月に、当時は東芝の1社提供でスタートしたそうです。
その後、1社提供ではなくなったものの、現在まで48年にわたりスポンサーとなっていました。
「サザエさん」の放送がなくなるわけではなさそうですが、次のスポンサーをどこが担うかということが話題となっているようです。

また、これに伴なって、作品の内容にまで影響があるのではという推測話もあるようです。
テレビ番組のスポンサーは、自社や自社の商品の宣伝を目的として番組の制作にお金を出しています。
人気番組→高視聴率→多くの人に宣伝できる。というのが簡単な仕組みです。

番組間のCMは宣伝そのものですが、番組の中に自社や自社の商品が出てくればそれも宣伝となります。
「サザエさん」の世界にそうしたものが入ってくるかもしれない。という推測話のようです。

ただ、実際にそのような露骨な宣伝が作品のなかにあった場合、むしろマイナスイメージとなってしまうのではという意見もあるようです。

「サザエさん」は「サザエさん」

国民的アニメと称されるように「サザエさんの」の世界観は誰もが知るところです。
妻の実家で生活する夫の状態を「マスオさん状態」、サザエさんを放送をみると明日は月曜で仕事かと憂鬱になる「サザエさん症候群」など、「サザエさん」にまつわる表現が日常で使われています。
余談ですが、パソコンで「さざえさん」と入力し変換したら、1回で「サザエさん」と変換されました。

また、税理士の業務に関わることでもありますが、サザエさんの家族構成を題材にした相続税に関する書籍なども出版されています。
サザエさんを題材にすることでイメージがしやすいのと、実務的にも様々なパターンが想定しやすい家族構成となっているためなのだと思います。

「サザエさん」は「サザエさん」であってほしいと思う人は、決して少なくないのではないでしょうか。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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