国産ステルス機
ステルス戦闘機といえば、アメリカの黒い三角形の戦闘機を思い浮かべますが、この相手のレーダーに探知されにくい「ステルス」性能をもつ国産機が制作され、先日初飛行したそうです。
機体の名称は「X-2」といい、「先進技術実証機」とされています。「戦闘機」の表現は適切ではないのか分かりませんが、このように表現されていました。写真で見ると機体は通常の形で特徴は特にありません。白を基調して尾翼に赤、機体に青のラインが入っています。
ステルス機の有人飛行は、アメリカ、ロシア、中国についで4カ国目になるそうです。イギリスやフランスがなかったのは以外でした。
今回の開発は、三菱重工業を初めとして国内の約220社が参加する大型プロジェクトです。開発費は約400億円です。
機体はレーダーを吸収して反射を減らす材料が使われ、レーダーが当たりにくい胴体形状になっていて、エンジンの噴射角度を自在に変えることができ、高い運動性能を持つようです。
日本は世界で4番目の有人飛行となりましたが、その技術がステルス技術で先行するアメリカに追いつくのは至難の業なのだそうです。それでも独自開発をするのは、交渉力を得る思惑があるという見方があります。何も知らずに相手任せでは相手を有利にさせてしまうということでしょうか。
また、日本が本格的な戦闘機の開発を手がけるのは、30年以上前に開発した「F2」以来だそうです。開発に携わった技術者が退職する前に技術を承継するといった承継問題の解消も背景にはあるようです。