児童虐待通報ダイヤル


厚生労働省から、児童虐待通報ダイヤルの「189」にかかってきた電話の9割が音声ガイダンスの途中で切られていたことが明らかにされています。

70秒とガイダンスが長いほか、携帯電話からの発信の場合、発信場所特定のため郵便番号などの入力が求められ、職員に繋がるまで最長で2分かかることもあるといったことが原因と見られているようです。

2015年に短縮ダイヤル「189」の導入されてから、半年の電話の件数は、月平均で約2万6千件で、短縮ダイヤル導入前の月平均に比べて約15倍に増加しているようです。

これを見る限り、3桁という覚えやすい番号が潜在的な相談需要を顕在化させたと受け取れます。
ただ、冒頭にもある通り9割が電話の途中で切られており、その原因もガイダンスの長さと考えられるため、電話を切る人を減らし相談しやすくするために4月からガイダンスが30秒に短縮されています。

意を決して電話をかけてくる児童に対していち早く電話が繋がることは、とても重要なことに思えてなりません。
所要の手続きよりもまずは繋がるといったことが大切になるのではないでしょうか。
今回の時間短縮は、より良い1歩となることを期待したいと思います。

先月、児童相談所の体制や権限強化を柱とする児童福祉法を児童虐待防止法の改正案が閣議決定され、強制的に家庭立ち入る「臨検」の手続きの簡略化など、児童虐待への対応強化に向けて法改正が進みそうです。
また、虐待されるなどした子供を児童相談所で一時保護する際の基準をつくる方針のようです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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