マイナンバーカードの交付
マイナンバーカードの個人への交付が遅れているようです。
個人への交付が4月17日時点で申請者の約3割とどまっています。
マイナンバーカードの申請は988万枚あり、このうち953万枚は作製が済んでいるようですが、カードの受け取りは個人が役所に行き、窓口で暗証番号などをの情報を全国共通の管理システムに登録する必要があります。
この管理システムの不具合で登録ができず受け取りができない状況が相次ぎ、実際に交付されたのは291万枚にとどまっているそうです。
詳しいことは分かりませんが、暗証番号などの設定を登録することを考えれば全国共通の管理システムには、それなりの情報が格納されているのではないかと考えられます。
そのシステムで不具合が相次ぐというのは、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
現在ではマイナンバーカードは身分証明書として利用できる他、コンビニなどで住民票等の取得ができるという住民基本台帳カードの機能も持っていますが、将来はポイントカードなどにも使えるようにする方針になっています。
そのため今後、利用やサービスが広がっていくのは容易に想像できます。
申請枚数を見ると988万枚ということなので、日本の人口からすると申請者の割合は10%にも達していないことになります。
個人番号制度の導入初年度ということはあるものの、認知度が低いのか、必要性が感じられていないのか、不信感があるのかなど、どのような理由があるのかは分かりませんが、低い数字であることは否めません。
マイナンバー自体は既に各個人に付番されていますので、カードが交付されなくても運用は可能ですが、運用面で考えれは、カードが普及した方が都合がよいのでしょう。
今後に注目ですね。
さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT
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関東信越税理士会浦和支部所属
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