スマホ乗っ取りサイバー攻撃
ついに懸念されていたことが現実となってしまいました。
スマホが乗っ取られサイバー攻撃に利用されていたことが判明したそうです。
このようなことがことが明らかになったのは世界で初めてとなります。
世界で100カ国余りの約14万台、日本でも少なくとも226台が何者かに乗っ取られ、遠隔操作により悪用されていたようです。
悪用されたのは、「アンドロイド」が搭載されたスマホということなので、iphoneを利用している方は、ひとまず安心といったところなのかもしれません。
しかし、いつiphoneにも同様の被害が及んでもおかしくないのかもしれません。
今回の乗っ取りは、グーグルの公式サイト「Google Play」で配布されているアプリを通じて行われてたようです。
その多くは無料だったものと見られているようです。
不正アプリは約300種類にのぼり、通常のアプリと見分けがつかないということでした。
なお、グーグルはこれらのアプリを削除したそうです。
ご存知の人もいらっしゃると思いますが、Google Playには、グーグル以外のメーカーや個人が開発したアプリが多数存在します。
Google Playからアプリを配布することができるようになるためには、グーグルの審査を通る必要がありますが、不正アプリはこうした審査を潜り抜けていました。
審査の内容が不十分だったのかどうかは分かりませんが、一般の利用者からすれば、「審査を通過したアプリが配布されているのだから、安全。」と考えてしまっても、仕方のないように思えます。
また、一般の利用者には、注意をするにも何に注意をすればよいのかすら分からない状況ではないでしょうか。
私達が現状で注意することができることといえば、不必要なアプリや、信頼のおけない開発者が制作したアプリは入手しない。といったことしかできなさそうですが、心許ない対応策のように思えます。