出回る100兆円

世の中に出回るお金の総額が100兆円の大台へ達する見込みとなったようです。

日本銀行によると、世の中に出回るお金の総額は12月19日時点で今月19日時点で99兆9857億円でした。

年末年始は金融機関が営業を停止していることや、お年玉など何かと現金を必要とする期間となることから、年末までに100兆円を超えるのは、ほぼ確実のようです。
なお、昨年の12月末時点は98兆4299億円でした。

世の中に出回るお金の総額は、今年に入り毎月前年比で5~6%程度増加しているそうです。
その原因の1つとして、日本銀行のマイナス金利政策が挙げられています。

マイナス金利政策の影響で預金金利が低下し、さらにATMの時間外手数料などが値上がったことから、金融機関に預けるメリットが薄れたことで、手元に現金として保有する人が増えたとされています。
一時期、これを裏付けるかのごとく、金庫の売れ行きの好調さが報道されていました。

100兆円にものぼるお金が世の中に出回っているにも関わらず、日本全体が好景気といえないのはなぜなのでしょうか。原因を少し考えて見ました。

原因の1つは、現金として引き出されているものの、お金が流通していないことが考えられるのではないでしょうか。いわゆるタンス預金です。お金の保管場所が金融機関からタンスに変わっただけでは、景気はよくなりません。

もう一つ原因を考えて見ました。所得の二極化です。
上場企業などの大企業で働く人々の給与の増加したものの、中小零細企業で働く人々の給与は増加していないといわれています。
労働人口で言えば、中小零細企業で働く人のほうが多くいますので、消費が増えず景気が良くならないことになります。

以上のように勝手に想像してみました。