プラティロミア・ピエリ


本日はバレンタインデーとなりますが、チョコレートの銘柄の名称ではありません。
日本での生息が初めて確認された蝉の名称です。

日本の中での生息確認は初めてですが、新種の蝉と言うわけではありません。
中国大陸東部の浙江省からベトナムに至る地域に広く生息している蝉で、日本からいうといわゆる外来種です。

さいたま市で生息を確認

新たな外来種が発見されたと言うことになりますが、その地域にさいたま市も含まれます。
川口市北部の安行地域や隣接するさいたま市南部などの狭い範囲で確認されたそうです。

ことの発端は「聞きなれない蝉の鳴き声がする」というものだったそうです。
専門家の調査の結果、プラティロミア・ピエリという外来種であることが判明しました。

どんな蝉?

プラティロミア・ピエリという学名を言われても、その容姿はまったく想像できません。
プラティロミア・ピエリは、ツクツクボウシの近縁で、大きさはアプラゼミより一回り大きく、羽は透明、体は淡緑色ということです。
また、蝉としては珍しくタケ(竹)に依存するそうです。

蝉と言えば、夏ですが、プラティロミア・ピエリが日本で生息するにあたり、どのような影響があるのか詳細は分からない様子で、川口市市長によれば、有害と分かれば対策を取ることになるということもあり、今年の夏も調査を続けるそうです。

今年の夏は耳を澄まして

生息が確認されたさいたま市の南部に該当するのは、さいたま市緑区です。当事務所があります。
調査は2016年から行われていたということですので、既にプラティロミア・ピエリが近くにいた可能性があります。

ただ、プラティロミア・ピエリは、モウソウチクの竹林などの高所の葉陰で、日没前後30~40分の時間帯に限って鳴くため、その姿を見るのはなかなか難しいようです。
なお、モウソウチクとは、私達が竹林などで見る竹です。その高所の葉陰となると、視認が難しいと言われるのも納得がいきます。

そうなると、目的をもって捜索でもしない限り、プラティロミア・ピエリの存在を確認できるのは鳴き声となります。
今年の夏、日没前後に耳を澄ましてみれば、普段とは異なる蝉の鳴き声が聞こえてくるかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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