乗合タクシー


さいたま市のホームページを見ていたら、市初のグラウンド・ゴルフ専用コースがオープンするという案内がありました。
さいたま市西区の宝来に2017年の4月1日からオープンする予定ということです。
まだオープン前ということで、詳細が決まっていない部分もありますが、その中に乗合タクシーの案内がありました。

乗合タクシーとは

タクシーというと、行き先を指定して利用距離や時間によって料金が加算されるというものを思い浮かべると思います。
このイメージを元に「乗合」を想像すると、複数の人が乗車して料金を精算していくようなシステムを想像してしまいますが、実際には異なるもののようです。

実際には、タクシーというよりは、路線バスに近い感覚のものとなります。

路線バスというと鉄道と並ぶ主要交通機関ですが、大手バス会社などが運行するルートは駅から駅や主要施設となっているのが一般的です。
ただ、こうした路線バスが運行しないエリアもあります。

こうしたエリアを補完するように運行しているものとして、コミュニティバスがあります。
バスで移動する旅番組などでも登場することがありますので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

コミュニティバスと同じように、又はコミュニティバスが運行しないエリアを補完する位置づけとなるものが乗合タクシーとなるようです。
日本では、9人以下の旅客を運ぶ営業用自動車を利用した乗合自動車を乗合タクシーと呼んでいるそうです。
乗合タクシー事業は道路運送法の「特定旅客自動車運送事業」に該当する場合があり、営業する場合は国土交通省の許可が必要であるということから、タクシー事業者が行っているようです。

さいたま市でも導入

さいたま市では、コミュニティバス・乗合タクシーの両方が導入されています。
主な目的は、

  • 主に市街化区域の交通空白地区や交通不便地区の解消
  • 路線バス網の補完
  • 駅、病院、商店街、金融機関、区役所など市民生活に密着した施設へのアクセス

ということです。
なお、コミュニティバスは道路運送法に基づく「一般乗合旅客自動車運送事業」としての許可を受け、市内に営業所のあるバス事業者が運行しています。
いずれも試験運行を経て、本格運行へと移行するようです。

鉄道・路線バスは、「幹」となる骨格的な公共交通軸
コミュニティバスは、「枝」となる生活交通軸
乗合タクシーは、「葉」となる生活交通

というような位置づけとなるようです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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