ふるさと納税すべり込みはアウト?
2017年も残すところ本日を含めてあと3日となりました。
本日は、株式市場の年内最後の取引となる大納会でしたが、東京株式市場で日経平均株価の終値が、年末の終値としては26年ぶりの高水準となったそうです。
数字として上昇しているのは現実ですが、株価に比例するように好景気を感じている人、そうでない人がいることも現実ではないでしょうか。
株式市場は本日まで開かれていましたが、行政機関は本日から休日となります。
以前にも取り上げましたが、行政機関の休日に関する法律により、12月29日から翌年1月3日までの日は休日と定められているためです。
行政機関が休日であることに連なってかどうかは分かりませんが、民間企業等も本日から休日というところも多いのではないでしょうか。
そのためか、いつもより道路が混雑していたような気がします。
ふるさと納税のCM
いつから放映されているのかはわかりませんが、ふるさと納税のCMをよく見かけるようになりました。
ふるさと納税のCMといっても、各自治体が寄付をしてくださいというものではなく、いわゆるふるさと納税ポータルサイトのCMです。
ふるさと納税の制度は暦年(1月1日から12月31日)で区切って計算されますので、年末が近づく今頃に、CMをよく見るようになったということは、駆け込み需要を狙ってのことなのかもしれません。
すべり込みはアウト?
ふるさと納税の制度は暦年で計算されるため、そのまま受け止めれば、2017年のふるさと納税は2017年12月31日23時59分59秒までに行えば、2017年の寄付として扱われるはずです。(2017年の寄付として扱われなかったとしても、当方は一切責任を負いません。自己責任でお願いします。以後の文についても同様です。)
しかしながら、実際にはそうもいかないこともあるようです。
ふるさと納税における寄付金の支払方法はいくつかありますが、以下クレジットカード払いについてです。
クレジットカード払いの場合は、基本的にカードを使った日が支払日となるため、例えば12月31日にカード払いで寄付を行えば、2017年の寄付として取り扱われることになるはずです。(事実、このことを説明しているポータルサイトもあります。)
しかし、大手ポータルサイトなどでは、「2017年12月31日23時15分~2018年1月1日0時00分までの間、一部の自治体でクレジットカードを利用した寄附ができなくなります。」などと注意を促しています。
アクセスの集中状況によっては、23時15分よりも早く接続が停止される可能性もあるということです。
また、この時間外であっても接続はされているものの、アクセス状況によってはパンク状態になる可能性も十分に考えられます。
すべり込みセーフとなればよいですが、そうはならないリスクも重々承知しておく必要がありそうです。
さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT
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関東信越税理士会浦和支部所属
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