macOS修正プログラム配布
先日取り上げたmacOSの重大な欠陥について続報がありました。
修正プログラムの配布が開始されたそうです。
報道で取り上げられるようになってから、間を空けず修正プログラムの配布という形になりました。
macOSの最新版「High Sierra」は9月から提供が始まっていたそうですが、報道で取り上げられるようになるころには、既に欠陥を把握し対策に乗り出していたのかもしれません。
欠陥の内容が重大だったということもありますが、すばやい対応だったのではないでしょうか。
今回の騒動では、アップル社が謝罪のコメントをし、原因究明と再発防止に努める姿勢を示したそうです。
修正プログラムはインターネット上の「Mac App Store」などで配布されています。
修正プログラムの配布されて一安心。ということで欠陥の内容を少し振り返ってみたいと思います。
rootアカウント
パソコンの利用はwordやexcelといったオフィスソフト、インターネットの閲覧のみというような人達にとっては余り馴染みのない言葉かもしれません。
rootアカウントを一言で言ってしまえば、管理者アカウントです。
システム上の全てにアクセスでき、あらゆる設定を変更することが出来ます。マスターキーを持っているような状態です。
通常、新品のパソコンを購入して起動した際アカウントの設定が求められ、ここで設定したアカウントが管理者アカウントになりますので、rootアカウントといったものを意識することもありません。
今回の欠陥は、自身でID・パスワードを設定して作成した管理者アカウントの他に、rootアカウントが有効になっていたということになるようです。マスターキーが2つある状態です。
実際には「ゲストユーザー」からrootアカウントへログインできてしまっていたようです。
後から知ったのですが、修正プログラムが配布される前の対処法として、「ゲストユーザでのログインを許可しない」「rootアカウントにパスワードを設定する」が推奨されていたそうです。
本来はどうなる?
修正プログラムが配布されましたが、本来このrootアカウントはどのように処理されるのでしょうか。
購入時に設定したアカウントへ移行されるのものなのか、rootアカウント自体は存在しつつも無効という取り扱いになり眠りについている状態なのか、はたまたこうした考え方自体がまちがえているのか、疑問が湧いてくるところです。
理解するのには専門的な知識が必要になるのかもしれません。
さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT
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