100歳以上、過去最多


厚生労働省が15日、100歳以上の人数を発表しました。
その数は全国で67,824人。
前年から2,132人増えて、47年連続の増加となりました。

9月15日は老人福祉法で「老人の日」と定められ、厚生労働省が毎年この時期に100歳以上の人口をまとめています。
「老人の日」は、「国民の祝日に関する法律」に定められている日ではありませんので、残念ながら祝日とはなりません。
人口統計から考えますと団塊の世代がありますので、少なくとも向こう30年ぐらいは増加傾向が高いのではないでしょうか。

本年度中に100歳になり、又はなる見込みの方は、9月1日時点で、32,097人となりました。
「老人の日」にご存命であれば、百歳高齢者表彰の対象者となるそうです。
なお、海外在留邦人、永住在日外国人も含まれるようです。

祝賀の内容は、内閣総理大臣からのお祝い状及び記念品で、記念品は銀杯です。
厚生労働省の発表資料によると、さいたま市にも表彰対象者が193人いらっしゃったようです。

このほかにもいろいろな内容が掲載されていました。

100歳以上の方のうち、女性の占める割合ですが、老人福祉法が制定された昭和38年には、86.9%でした。なお人数は男女合わせて153人でした。
ただ、その翌年は83.8%とやや下がり、その後も80%前後で割合は推移していきます。もっとも割合が低かったのは、昭和59年の77.8%です。

時代が平成に移り変わるとこの割合も変化していきます。平成8年当たりから割合は増え始め、平成29年の女性の占める割合は87.9%です。
女性は強いなどといわれることがありますが、こと長寿に関しては当てはまるのかもしれません。

100歳以上の方が最も多く居住している都道府県は東京都ですが、そもそも東京都は居住している総人口が多いので当然の結果なのかもしれません。
人口10万人当たりの100歳以上の人数では、東京都は42位で、1位は島根県、2位は鳥取県でした。
過疎化の影響と考えられているようです。

なお、埼玉県は100歳以上の人数は2,339人と都道府県のなかで9番目に多く、10万人当たりの人数では47位と最下位でした。
この結果をどのように受け止めるかは人それぞれありそうです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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