太陽フレア


先月は皆既日食という天体ショーが話題となりました。
地球から見て、月が太陽の前を横切るというものでしたが、太陽の表面温度より温度が高いコロナが肉眼で見えるということで、太陽の謎に迫る研究材料としても注目を浴びていました。

今回は、太陽フレアです。

太陽フレアとは、太陽の表面で大爆発が起こる現象をいいます。
大きな黒点のまわりでときどき起きるとされています。

今回は、日本時間の6日に大規模な太陽フレアが2回あったようですが、そのうちの1回は、2006年12月以降最大の爆発だったようです。
太陽フレアの大きさを表す等級として、小さいものからA、B、C、M、Xとなりますが、今回はXとなり、最大の等級となります。

私達の生活に何も影響しないのであれば、太陽フレアも天体ショーとして楽しむだけで済むのかもしれませんが、影響が無いとはいえないようです。
電力システムで不規則な電圧の変化が起きたり、GPS(位置情報システム)の異常が起きたりする可能性があるなど、とりわけ電気関係の不具合が懸念されています。
過去には実際に影響を受けたことがあり、1989年にはカナダで大規模な停電、2003年には日本の人工衛星が故障。といったことがありました。

太陽フレアによって、高温のコロナガスが地球方向に噴出し、地球の電離圏や地磁気が乱れ、異常を引き起こす。というような流れになるようです。
コロナガスはプラズマです。プラズマとは固体・液体・気体に続く物質の第4の状態で、分子が電離し陽イオンと電子に分かれて運動している状態をいうそうです。
電離圏は高さ300km付近でプラズマの大気が濃い領域です。
地磁気は文字通り地球の磁気です。

これらのことから、正確なことはわからなくとも、何となく電気と磁石(磁気)という関係が思い浮かび、電子機器に影響がありそうだということがイメージできます。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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