皆既日食


本日、日本時間の早朝、アメリカで皆既日食が起こり、大きなイベントとなったようです。
日食とは、月が太陽の手前を横切るために、月によって太陽が隠される現象ですが、太陽が隠れる程度によって、部分日食、皆既日食、金環日食といったように分けられます。
ご存知の方が多いと思いますが、太陽の全部を月が隠すのが、皆既日食です。

アメリカでの皆既日食は99年ぶりということから、地元で見れるのは一生に一度ということで、大盛り上がりだったようです。
地元の人のみならず天体ファンも、一年前からホテルを予約するなど入念な準備をしていたようです。

また、今回の皆既日食はIT時代を表わすような取り組みも行われました。

「メガムービー」と名付けられたプロジェクトで、皆既日食を観測する人達にスマホの専用アプリで撮影してもらい、それを連続写真のように繋ぎ合わせて、動画にするというものです。
この作業はグーグルの技術者が協力することになっているそうです。

ネットを介して、リアルタイムで情報を集約し、生成する。IT時代ならではの取り組みです。
なお、今回作成される動画は一般公開される予定だそうです。

公開される大きな理由として、研究者のために。といったところがあるようです。
理科の授業で、太陽について習うものといえば、黒点、フレア、プロミネンス、コロナなどです。
皆既日食のときに目で見ることができるのがコロナです。
皆既日食の写真をみると、後光のように月の周りから光るものが見えますが、それがコロナです。
コロナというのは、太陽を取り巻く高温のプラズマですが、太陽の表面温度が約6000度であるのに対し、コロナは100万〜200万度といわれ、この原因は今も解明されていません。
そこで、肉眼でコロナを見ることが出来る皆既日食は、貴重な研究材料というわけです。

残念ながら今回の皆既日食は日本で見ることが出来ません。
また、次回の皆既日食は2019年7月3日で、南太平洋や南米大陸の一部で見ることができるそうです。
日本で皆既日食を見ることができるのは、2035年9月2日ということです。
その頃には、コロナの謎は解明しているのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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