雨・雨・雨


雨の日々が続きます。
東京では本日で8月に入って19日連続で雨が降りました。
つまり、今年の8月は、現時点では、雨が降らなかった日がないことになります。

8月に雨が降った日の連続記録の更新も視野に入ってきました。
現在の連続記録は東京の観測点では1977年の8月6~27日の22日間なのだそうです。
年間では1954年の6月19日~7月20日の32日間というものがありますので、こちらについてはまだ分からないといったところでしょうか。

さて、本日も雨が降ったわけですが、激しい雨となりました。
東京都ではなく埼玉県の話ですが、18時までの1時間にさいたま市に設置した雨量計で68ミリの非常に激しい雨が観測され、今日はこの激しい雨を身をもって経験することになりました。

車で目的地まで着いた矢先、激しい雷雨となり、小1時間ほど車の中で雨宿りすることを余儀なくされました。
車という雨宿り先があったのは幸いでした。

ところで、天気予報などで紹介される○○ミリといった降水量ですが、いまいちきちんと理解できていないような気がしたので調べてみました。

降水量は雨量計で計測されます。
一言で雨量計といっても種類があるようですが、広く使用されているのは、転倒ます型雨量計というもののようです。
口径20cm円筒の容器の中に、転倒ますと呼ばれるものがあり、容器に降水量0.5mmに相当する雨水がたまると転倒して排水する仕組みで、転倒した回数で降雨量がわかります。
原理としては、「ししおどし」に近いのではないでしょうか。

さて、降水量ですが、降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の水の深さを表します。
単位はmm(ミリメートル)です。
例えば、「1時間で100ミリの降水量」といった場合、水深10cmとなるということです。
底の面積が変われば水深もかわるのでは?と考えがちですが、底の面積が増えても減ってもその底の上には同量の雨が降っていますので、結果は変わりません。
ただ、実際の地面は平らではありませんので、地形の低いところには雨水が集まってきますので、注意が必要になります。

降水量の目安となるのが、気象庁のホームページで公開されている「雨の強さと降り方」です。
1時間の雨量と人の受けるイメージ、人への影響などが表になっています。

本日経験したさいたま市の降水量で見ると、非常に激しい雨、滝のように降る、傘は全く役に立たなくなる、車の運転は危険、というカテゴリーに属していたようです。
車の運転をする人にとってはイメージがしやすいと思いますが、1時間20mm以上の雨で、「ワイパーを速くしても見づらい」となるようです。
天気予報を見る際に、参考にしてみては如何でしょうか。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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