地下鉄7号線


タイトルを見て、何のことを言っているかすぐに分かった人は、鉄道通ではないでしょうか。
地下鉄7号線とは、目黒~赤羽岩淵~浦和美園の駅を結ぶ東京メトロ南北線と埼玉高速鉄道の総称です。

現在のところ、埼玉高速鉄道は埼玉スタジアム2002の最寄り駅である浦和美園駅が終着駅(出発駅)となっています。
これを岩槻駅まで延ばすことを希望する声が、以前から挙がっているそうです。
その旗振り役となっているのが、さいたま市地下鉄7号線延伸事業化推進助成会です。
地下鉄7号線の延伸をオールさいたまで応援する組織で、主に自治会、経済界、沿線大学、スポーツ界等の幅広いメンバーで構成されているそうです。

地下鉄7号線の延伸といっても延伸を希望する場所が埼玉県内なので、構成メンバーを考えても、埼玉高速鉄道の延伸とみてよさそうです。
ただ、もし岩槻駅まで繋がれば、路線が途切れなくなりますので、東京メトロ南北線利用者にとっても利用価値は上がるのかもしれません。

埼玉高速鉄道といえば、初乗り運賃210円で、高いといわれています。

JR東日本では、例えば、南浦和駅からの初乗りはIC運賃で133円(切符で140円)です。なお、当事務所のある東浦和駅からの初乗りは次の駅まで弱冠の距離があるためか、154円(160円)です。
投下資金を回収するためには、この運賃設定が必要だったのかもしれません。

割高の印象がある運賃が原因となったのかどうかはわかりませんが、埼玉高速鉄道は、輸送人員が伸び悩み、事業再生ADRを行いました。
しかし、この手続きが成立した後の2015年度、直近の2016年度の決算では、2期連続で黒字決算となっています。
1日当たりの乗車人員も2年連続で5,000人程度増加しています。

もし、希望の声が届き、岩槻駅までの延伸が実現するようになったら、少なくとも利用者の増加は見込まれるのではないでしょうか。
新しく線路を敷設するには資金の投下が必要ですので、当然その回収が必要になってくるわけですが、事業がうまくいけば、もしかしたら初乗り運賃の値下げということも、可能性が出てくるのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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