路線価2017


本日、2017年の路線価が公表されました。

路線価とは主な道路に面した土地の1㎡当たりの評価額を国税庁が1月1日の時点で算定したもので、相続税や贈与税を計算する基準になります。

今年の路線価は全国の平均も昨年より0.4%上昇し、2年連続の上昇となったようです。
ただ平均を都道府県別まで掘り下げて見てみると、昨年より上昇したのは13の都道府県ということです。日本には総数47の都道府県がありますので、差し引き34の都道府県の平均は横ばい又は下降ということになります。
総じて上昇というよりは、上昇した路線価の上昇率が高いということが読み取れるのかもしれません。

今年も、最高路線価が付された場所は、東京都中央区銀座五丁目の「鳩居堂」前の路線で、その価格は、1㎡あたり4032万円です。32年連続の日本一となります。
この日本一高い路線価ですが、なんと前年から26%の上昇です。1年で832万円上昇しました。
商業施設の再開発やホテル需要や消費の高まりなどが背景にあるとみられているようです。さらにその背景には、東京オリンピック・パラリンピックがあるのかもしれません。

埼玉県内でいうと、さいたま市大宮区桜木町二丁目の299万円が最高路線価となります。こちらも前年比で8.3%の上昇となっています。
埼玉県は昨年よりも上昇した13の都道府県の1つですが、大宮を含むさいたま市の路線価がこの上昇に寄与しているのは間違いなさそうです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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