060で始まる携帯番号


携帯電話の番号がついに060に突入するようです。
総務大臣が記者会見で導入の準備を始めたことを明らかにしました。

ご存知の通り、携帯電話番号の上3桁は、090,080,070があります。このうち090,080は全て割り当て済みで、070も2500万程度の番号しか残っていないそうです。
番号は総務省が各社の求めに応じて、毎年1000万~1500万の番号を割り当てているそうです。過去に解約された番号を再度割り当てることもありますので一概には言えませんが、各社に割り当てられる番号がすべて新規の番号だとすると、070も2年も経たずに全て割り当てられる計算です。

ところで、携帯電話番号は、例えば、090-××××-××××となりますので、正確ではないですが、ざっと単純計算で、1つの上3桁に1億番号あることになります。現状で070の残りの番号が2500万とすると、2億7500万番号が既に使用されていることになります。

日本の人口が約1億2000万人ですので、一人当たり2番号以上所有している計算になりますが、この計算はあまり意味がありません。
実際に2台以上携帯電話を所有している人もいると思いますが、大抵の人は1台所有ではないでしょうか。また、携帯電話を所有していない人もいらっしゃいますし、乳幼児などが所有しているとは考えられません。

それでは人口を超える番号の使用数があるのは、どういうことなのでしょうか。

ここからは推測の域をでませんが、まず法人などの事業者所有が考えられます。
また訪日外国人や一時帰国者などが、一定期間番号を所有することも考えられます。
そして、現在ではモバイルwifiルーターも一定程度の数を占めているのではないでしょうか。

モバイルwifiルーターを使用したことはある人はわかると思いますが、使用するにはSIMカードが必要です。そしてSIMカードには番号が割り当てられています。請求書などを見れば、割り当てられた番号を確認することが出来ます。もちろん個人のみならず事業者の所有もあります。

このようなことで、現在2億7500万もの番号が使用され、今後も増えていくことが予想されているのではないでしょうか。
着信に060-××××-××××と表記される日がくるのは、そう遠くはなさそうです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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