カフェイン中毒


仕事や勉強の合い間のコーヒーブレイク、又は眠気覚ましのコーヒー。と、コーヒーを愛飲する方も多いのではないでしょうか。
コーヒーに含まれる成分であるカフェインの覚醒作用で、仕事や勉強に集中し、又は眠気が覚めるといった効果があるのは良く知られているところです。

ただ、ここ近日でカフェイン中毒という報道を何度か目にしました。
普段飲んでいるコーヒーで中毒?と考えてしまいそうですが、どうやら過度なカフェイン摂取が原因にあったようです。

カフェイン中毒で搬送される人が2011年年度~2015年度で100人を越えていました。
2015年にはカフェイン中毒による死亡例もあり、報道もされていましたので、ご記憶にある人も少なくないのではないでしょうか。
このことを背景に初の全国調査が行われ、100人を超える搬送者がいることが判明し、7人が心配停止となり、うち3人が死亡していたことも明らかになりました。

こうなると、どの程度摂取をすると危険なのか気になるところです。

実際には体格などによって異なるようですが、一般的に1度にカフェイン1g以上を摂取すると、中毒症状がでるとされています。
激しい吐き気やめまいが起き、心拍数が上がるようです。先の心配停止に至った7人はいずれも6g以上摂取していたそうです。

実際のところカフェイン何gといっても、ピンとこないのではないでしょうか。
現在のところ、日本ではカフェインの食品添加物としての使用量や、1日当たりの摂取許容量の基準はないそうです。
ただ海外では基準として考えられるものが示されているようです。

海外での目安は成人で1日当たり0.4g程度となっているそうです。マグカップのコーヒーで3杯分程度に含まれるカフェイン量となります。

カフェインといえばコーヒー。というように、コーヒーがカフェインを含む代表格のように取り扱われることが多いですが、お茶やコーラ、チョコレート、栄養ドリンクなどにも含まれています。
以外に知られていないようですが、お茶の玉露は単位あたりのカフェイン含有量はレギュラーコーヒーよりも多いそうです。
また、眠気防止薬と呼ばれるものは、その効用から推察してもカフェイン量が多いことはいうまでもありません。

カフェインが体内で代謝され、その血中濃度が半減するのには4~6時間を要するそうです。
コーヒーやエナジードリンク、眠気防止薬などでカフェインを摂取しても、シャキッとしない、眠気が覚めないなどという場合には、そもそも疲労が限界に達しているなど別の原因があるのかもしれません。
いずれにしても、適量を摂取するといったことが重要になります。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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