ワタナベさん


日本人であれば姓名、つまり名字と名前があります。
名字はおよそ13万種類あるといわれているようです。
「佐藤」「鈴木」「高橋」「田中」など多い名字の代表格として知られています。
そして、多い名字の代表格に名を連ねるのが、私の名字でもある「渡辺」です。5番目に多い名字です。

人数としては5番目ですが、「ワタナべ」には他の苗字とは異なる特徴があるようです。
名字を漢字表記する場合、用いる漢字が複数ある場合があります。
例えば、「タカハシ」は「髙橋」「高橋」や、「ヤマザキ」は「山崎」「山﨑」「山嵜」といった具合です。
名前を間違えたら失礼に当たるとして、ビジネスでは特に漢字表記に注意を払うなどということもあるのではないでしょうか。
現在ではパソコン使用が通常ですので、うっかり変換間違いをしてしまうということもありますので注意が必要です。

このような異なる表記が多いのが「ワタナベ」です。
「渡辺」「渡邉」「渡邊」「渡部」…。すべて「ワタナベ」です。その種類は30種類以上となるようです。

なぜこんなに種類が多いのか疑問に思うところです。
諸説あるようですが、有力なのが渡辺家の本家と分家を識別しやすくするために「ナベ」の字を変えていった説なのだそうです。
このほかにも、昭和40年頃まで戸籍は手書きで登録されていたため、字画が多い「ナベ」の字が正しく登録されなかった説というのもあるようです。
申請者自身が判別しやすい文字を書いているとは限らないため、一概に戸籍担当者のミスということもできません。
両説とも、得心が行く説ではあります。

なお、個人的には「タナベ」さんも同様に「ナベ」の字の種類が多いのではないかと思うところですが、実際はどうなのでしょうか。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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