色々な法律が成立


ニュースサイトなどを見てみると、本日は私達の生活に影響が大きそうな法律がいくつも成立しているようです。
ざっと見ただけでも、民法の改正、介護保険法等の改正、銀行法等の改正、通訳案内士・旅行業法の改正などがニューストピックとして掲載されています。

特に影響が大きいのは民法の改正

民法は私達の生活の根幹にある法律です。この法律が改正されたわけですから、影響が少ないわけはありません。
ではどのような改正が行われたのか気になるところですが、消滅時効の期間の統一化等の時効に関する規定の整備、法定利率を変動させる規定の新設、保証人の保護を図るための保証債務に関する規定の整備、定型約款に関する規定の新設など内容は多岐にわたっています。
大まかな概略だけでも知りたい方は、「民法改正」などと検索すれば大体の内容を知ることができます。
なお、改正民法は公布から3年以内に施行されます。生活への影響が大きいため周知期間ということでしょう。

その他に成立した法律の主要な概略は以下の通りです。

介護保険法等の改正

一定の所得以上の介護サービス利用者の自己負担割合を現在の2割から3割に引き上げることなどを盛り込まれています。
いわゆる現役世代並みの所得がある人の負担が引きあがることになります。

また、介護保険料が収入が高いほど負担も高くなるという「総報酬割」が段階的に導入されます。

銀行法等の改正

家計簿アプリなどを提供する事業者が登録制になります。
このようなアプリは銀行口座の情報などと連結して利用する仕組みのため、個人情報の管理を徹底させるために盛り込まれたようです。

通訳案内士・旅行業法の改正

ランドオペレーターと呼ばれる旅行会社から依頼を受けて宿泊施設の予約などツアーの手配を行う事業者が登録制になります。また、ランドオペレーターの資格が新たに設けられます。

規制ばかりかと思いきや、緩和された部分もあります。
通訳と観光ガイドを行う通訳案内士という国家資格がありますが、資格がなくても有料でガイドが行なえるようになります。
この改正は、東京オリンピックを見据えたものなのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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