塩分摂取食品ランキング


国立研究開発法人の医療基盤・健康・栄養研究所は、日本人が食塩を多くとっている食品についてのランキングをとりまとめています。
上位5位までを紹介すると、

  1. カップめん
  2. インスタントラーメン
  3. 梅干し
  4. 高菜の漬け物
  5. きゅうりの漬け物

という順位でした。なお、1位のカップめんの1日当たりの食塩摂取量は5.5gでした。

この結果は平成24年の国民健康・栄養調査のデータを元に解析されたものです。
20歳以上男女26,726名が対象で、摂食者数が300人未満の食品、調味料・香辛料類は除かれています。
公表されている中で最新の平成27年の国民健康・栄養調査における食塩摂取量の平均値は、1日あたり男性11.0g、女性9.2gとなっています。

この「国民健康・栄養調査」ですが、厚生労働省の管轄で国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ることを目的として、毎年実施されています。
そしてこのランキングをまとめた医療基盤・健康・栄養研究所ですが、国立研究開発法人となっています。

国立研究開発法人は独立行政法人の一形態です。あの有名な理化学研究所も国立研究開発法人です。
かなり大雑把に分類してしまえば、国が発表したランキングとして考えられます。

「塩分の取りすぎは体に良くない」といわれますが、この「塩分」とは食塩を指し、科学物質で表すと「塩化ナトリウム」です。元素でいうと、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)から構成されています。

このうちナトリウムは必須ミネラルの1つで、食事を通して摂取され、体内の水分調節に重要な役割を果たしています。
ただ、食塩の摂りすぎが血圧の上昇と関連があることや、減塩によって血圧が下がる効果があることは、多くの研究で明らかになっているそうです。これが「塩分の取りすぎは体に良くない」といわれる所以です。

それではどれぐらいの摂取量が適切なのか気になるところですが、1日の摂取量は日本では成人男性で8.0g未満、成人女性で7.0g未満と設定されています。なお世界保健機構(WHO)の2013年のガイドラインでは、成人で5g未満を推奨しています。
います。

日本ではこれから気温も高くなり、汗をかくことも多くなります。熱中症なども気をつけなければなりません。
熱中症対策のひとつに塩分を取るということがあります。
現場職の方たちは、以前より夏場は塩をなめるといったことが行われてきたようです。

税理士という職業は事務職に思われがちですが、実際にはあちらこちらと出回ることがありますので、夏場は当然ながら汗をかきます。とはいうものの現場職などの方に比べればその量は微々たるものです。

このように職業など環境によって必要な塩分量も異なってきそうです。
一定の基準は示されていますが、自分の体に合わせた調節が必要になるのではないでしょうか。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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