クールビズ2017

クールビズが本日から始まりました。
まだ春という感覚ですが、4月の日中の最高気温が夏日を超えた日もあることを考えると、早すぎる開始ではないように思えます。
ただ、日が沈むと気温も下がり肌寒く感じることも多いと思いますので、上着を用意するかなどまだまだ服装選びに迷う日がありそうです。

クールビズは、冷房時の室温が28℃でも快適に過ごすことができるようなライフスタイルを推進するものです。
そのライフスタイルの一環として軽装が挙げられています。

28℃というのは、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令」及び「労働安全衛生法の事務所衛生基準規則」において定められた範囲（17℃以上28℃以下）から流用されたもののようです。

具体的に「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」では、「建築物環境衛生管理基準」に従って建築物の維持管理をしなければならないと定められており、同法律の施行令で「建築物環境衛生管理基準」が定められています。
その中に「温度」として、17℃以上28℃以下と定められています。

クールビズは2005年から始まった比較的新しい取り組みです。
季節によって服装を変えるといえば、以前より「衣替え」というものがあります。

学生などが多いかも知れませんが制服を、冬服から夏服へ、夏服から冬服へと6月1日と10月1日を基準日として「衣替え」をした経験のある人は多いのではないでしょうか。
今では「衣替えの季節となりました」というより、「クールビズの季節となりました」と言われることのほうが多いのかもしれません。

衣料業界では、クールビズ商戦が本格化しているようです。今年はポケットチーフなどの品揃えが強化されているそうです。
クールビズは、ノーネクタイの服装が一般的ですが、ポケットチーフでフォーマル感を増すという狙いがあるようです。