4月12日から始まっているWindows10の大型アップデートにより、国税の納税システム「e-Tax」に不具合が生じていた問題がありました。
e-Taxソフト(WEB版)、NISAコーナー、FATCAコーナー、多国籍企業情報の報告コーナーを利用の際に、画面が切り替わらない(「処理中です」が表示されたままとなる)などの事象が発生する可能性があるいう不具合です。
この不具合について暫定的な方法ですが、国税庁から対応策が紹介されています。
国税庁のホームページにも掲載されていますが、対応手順をご紹介します。
- ブラウザのメニューバーから「ツール」→「インターネットオプション」を選択
- 「インターネットオプション」画面の「詳細設定」タブをクリック
- 「セキュリティ」の中の「ネイティブXMLHTTPサポートを有効にする」のチェックを外す
以上で終了です。これでe-Taxを利用する際は正常に利用できるようです。
ただ、他のサイトを利用するときなどに影響を及ぼす可能性もあるので、e-Taxの利用後は設定を戻すなどの対応を検討するように説明されています。
さて、対応手順には「ブラウザのメニューバー」といきなり説明がありますが、該当するブラウザは「Microsoft Internet Explorer 11」(IE11)です。
e-Taxの使用環境としてIE11しか指定されていないためです。他のブラウザ等は推奨環境外ですので、もともと利用できない場合もあります。なお、今回の不具合がWindows10のアップデートによるものですので、OSが「7」や「8.1」の場合は対応不要です。また、その他アップデート前の状態に戻すという方法もあります。
ところで対応手順にある「ネイティブXMLHTTPサポートを有効にする」というのは、一体どういったものなのでしょうか。
設定項目にあるぐらいですから、説明があってもよさそうなものですがネット検索してみても、わかりやすい説明を見つけることができませんでした。
ただ、もともとは有効になっているもののようですので、アップデートによってこれに関連する不具合が生じたということのようです。
今回の対応も、マイクロソフト社より不具合が解消されるまでの間の暫定的な対応ということですで、今後行われるアップデートの内容を確認していく必要がありそうです。