最近の割り勘


昨日クレジットカードの利用額が増加していることを取上げました。
キャッシュレス化が年々進んでいるように思える昨今ですが、身近なやりとりも例外ではないようです。

数人で飲み会などを開催した場合、お会計を人数で割ってそれぞれ負担することはよくあります。いわゆる割り勘です。

一言で割り勘といっても、千円単位のだいたいの金額をそれぞれが負担したり、反対に1円単位まできっちり負担するなどそれぞれです。現地で両替ができるとも限らないので、参加する前に千円札を多めに用意しておくなど気を使う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
現金をやりとりするにあたっても、スマホの電卓機能やアプリなどがあり、割り勘の金額を計算するのも随分と楽になっています。

ただ、最近の割り勘の方法はさらに進んでいるようです。

まず、お店への支払いは代表者がクレジットカード決済が利用できるスマホで決済。そして他の人たちはスマホを介して代表者に電子マネーで負担分を精算するという形です。
財布を持たずともスマホさえあれば、飲食はもとより、割り勘もできてしまいます。

ここで気になるのが個人間の精算です。電子マネーと一言で表しましたが、基本的にはアプリを使いますので、そのサービスを提供している事業者によって仕様が異なります。

最終的な支払い方法がクレジットカードである場合や、口座引落しやコンビニ払いなどはもとより、個人間の送金にも条件があるものがあり、送金後の電子マネーを現金で引き出しができるものとできないものあるなど、多種多様です。

また、少なくとも代表者と精算者は同じアプリを利用していることが前提となるはずです。精算の手間を考えれば全ての人が同じアプリを利用しているほうが効率がよいと思いますので、実際に利用しているのは、仲間内など、ごく限られた人たちの間で行われているのではないでしょうか。

ただ、このようなサービスはこれからも拡大していくことが予想され、今はまだ個人間のやりとりですが、ゆくゆくは事業で利用されていくことも考えられます。

会計に携わる人間としては、事業で利用されるようになった際には、取引内容がしっかりと把握できる履歴などがきちんと担保されるよう期待したいところです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

お問い合わせはこちらから

免責事項

当サイトに掲載する情報に関しまして、細心の注意、調査を行って掲載しておりますが、当サイトのすべてに関して、誤りや変更などに伴うくい違いが含まれる場合もございます。従いまして、これらの正確性および完全性を保証するものではありません。当サイトで公開している情報もしくは内容をご利用されたことで、利用者もしくは第三者の方が直接又は間接的に被害を生じた場合について、当人は一切責任を負うものではありません。