今回は、自賠責保険について取り上げます。
自賠責保険の正式名称は、自動車損畜賠償責任保険といいますが、自動車やバイクを持つ人の加入が義務づけられている保険です。
購入したときはもちろん、車検の時などにも保険料を支払います。(車検の更新は、自賠責保険の加入と自動車税の納税をしていることが必須になります。)
この自賠責保険ですが、本年度からその保険料が車種の平均で6.9%引き下げられています。
自賠責保険は、交通事故の被害者や遺族を救済するための保険です。保険料は国が決めていますが、その算定については他の保険と同じく、主に保険金による支出の多寡によって決められます。
つまり、交通事故の被害者や遺族に給付される保険金の総額が少なくなれば、保険料も少なくなるという仕組みです。
言い換えれば、交通事故が少なくなれば、保険料も少なくなります。
今回の引き下げも、自動ブレーキ機能などの搭載で安全技術が向上していることもあって、事故が減少し、保険金の支払いが減っていることによるもののようです。ちなみに保険料の引き下げは9年ぶりとなっています。
ではどれくらい保険料が引き下がったのかといえば、自家用乗用自動車の24ヶ月契約では27,840円から25,830円となり、2,010円引き下がっています。7.2%の引き下げとなります。
自賠責保険は加入が強制されているため、未加入で走行した場合は
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 免許停止処分(違反点数6点)
となります。また、補償内容は対人賠償事故のみです。
交通事故に被害者等を救済するため国が加入を義務付けた最低限の保険となりますので、不足部分は任意保険でまかなうというのが一般的となります。