クラウド会計の現況


確定申告の時期になると、会計ソフトなどの宣伝を多く見るようになります。

新しく事業を始めた方にとっては、極々一部の方を除き、確定申告は避けては通れない手続きとなります。
事業を営む方の確定申告には、会計帳簿が必要になります。この会計帳簿の作成のために、その使用の有無も含めて会計ソフトを検討する事業者の方は多いのではないでしょうか。
そのため、この時期になると会計ソフト会社が宣伝をするようになるのですが、最近ではこの時期に合わせてというより、通年で宣伝を行っているような印象も受けます。

とはいうものの、事業を長年営んでいて、使い慣れた会計ソフトが既にある事業者より、新しく事業を始めて会計ソフトの導入を検討している事業者のほうが会計ソフト会社にとっては、売り込みやすいと思いますので、(既にはじまっているのかもしれませんが、)やはり、この時期の宣伝の機会は多くなるのではないでしょうか。

近年では、会計ソフトの宣伝といえば、クラウド会計ソフト会社の宣伝を多く見るような気がします。
会計ソフト業界では、新しい部類に入るクラウド会計ソフトですが、現況はどのような状況にあるのでしょうか。
株式会社MM総研さんがレポートを出していました。(ホームページで見ることができます。)

それによると、クラウド会計ソフトの認知度は65.7%ということでした。
その他にも、個人事業主の会計ソフト利用率は32.7%で、その内、クラウド会計ソフトのは9.7%ということが記載されていました。
この数字を高いと見るか低いと見るかは、それぞれによるところだと思います。

一方で会計ソフトを使用していない個人事業主はどのようにしているかというと、専門のソフトに頼らず、手書き、エクセルなどで自作している人が多いようです。
この他には、税理士や会計事務所への外部委託という人が12.9%いらっしゃるようで、私としてはこちらの数字のほうが気になってしまいます。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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