自賠責保険料引き下げへ


自賠責(自動車損害賠償責任保険)は、車やバイクを所有する人に加入が義務付けられている保険です。
自動車の運行によつて人の生命又は身体が害された場合における損害賠償を保障する制度を確立することにより、被害者の保護を図り、あわせて自動車運送の健全な発達に資することを目的として、自動車損害賠償保障法により定められています。
この法律に基づいて車両を購入したときや車検の時などに保険料を支払っています。

今回この自賠責の保険料が引き下がることが決定したようです。
引き下がるのは2017年の4月からで、平均で6.9%引き下がります。

これにより、保険期間が2年間という一般的なケースでは、保険料が、自家用乗用車では現在の2万7840円から2,010円。軽自動車では現在の2万6370円から1,300円引き下がるそうです。

自動車に関する保険といえは、自賠責保険のほかにもう1つ、民間の自動車保険があります。

自賠責保険は、交通事故で他人を死亡させてしまったり、ケガを負わせてしまった場合に補償されるものですので、人身事故の場合に限ります。また補償額にも限度額があります。
民間の自動車保険の加入は任意ですが、自賠責保険では補償しきれない部分を補完することができますので、加入している方も多くいらっしゃると思います。

自賠責の保険料は引き下げられることが決まりましたが、自動車保険についてはどのようになるのでしょうか。

そもそも今回の引き下げは、近年における自動ブレーキシステムなどの安全技術の普及で事故が減少し、保険金の支払いが減っているというのが大きな要因です。
損害保険各社が加盟する「損害保険料率算出機構」も、損害保険各社の自動車保険料の基準となる「参考純率」を引き下げる方向で検討しているようです。
これらのことを考えると、自動車保険の保険料も引き下がる可能性が高いように思えます。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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