クレジットカード納付


お正月気分もそろそろ抜けてきたかなと感じてきたところに、また明日から暦上は3連休です。
お休みとなる方は、ちょっと一息といったところでしょうか。

年が明けると、個人事業者の方をはじめとして、個人の方はいよいよ確定申告の準備へと意識を向け始めることになります。

そのような中、今年から税金の納付方法にクレジットカードでの納付が新たに加わりました。

カード払いということは、カード決済を取り扱う事業者が必要になるわけですが、トヨタファイナンス株式会社が納付受託者となったようです。
入札で勝ち取ったのかもしれませんね。

クレジットカードは個人のものばかりではなく、いわゆる法人カードもあります。
今回納付が出来る税目は、申告所得税及び復興特別所得税、法人税、消費税及び地方消費税、贈与税、酒税などほぼ全ての税目で利用可能となっていますので、法人もクレジットカードで納付が出来ることになります。

納税者にとっては、納税方法の選択肢が広がるわけですから、特に異論も出ないのではないかと思います。
では、国税庁や納付受託者にとっては、メリットがあるのでしょうか。

国税庁にとっては、納税者が納税額に相当する現金をもっていなくても、クレジットカードで納付をしてもらえば、納付受託者から納付額が入金されますので、税金の徴収率が上がる可能性があります。
一方、納付受託者は、決済手数料を収入として得ることが出来ます。

win・win・winの関係となりますが、納付受託者は貸倒れのリスクを負うというデメリットもあります。
ただ、納税者にとっては、これといったデメリットがあるとは考えづらく、カード払いに抵抗があるようであれば他の納税方法を選択すればよいので、単純に喜んでしまってもよいのではないでしょうか。

クレジットカード納付は、専用サイトの「国税クレジットカードお支払サイト」から納付できるようになっています。
詳しくは、国税庁のホームページをご覧ください。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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