うるう秒


2017年も2日目です。
皆様どのようにお過ごしでしょうか。

先日の2017年の元日ですが、例年の元日より1秒長い一日でした。
原因は「うるう秒」です。

うるう年は4年に一度1日多くなり、暦も2月29日がありますので誰もがご存知のことと思います。
うるう年を正確に言えば、

  1. 西暦年号が4で割り切れる年をうるう年とする。
  2. 「1」の例外として、西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年は平年とする。

となっていますので、2000年はうるう年、2100年は平年ということになります。

さて、うるう秒ですが、このうるう年の「秒」版です。
1年が1日ではなく、1日が1秒長くなります。

具体的には、2017年の元日は、午前8時59分60秒という時が刻まれました。

こうした時刻の特別な調整となると、パソコンなどの電子機器の不具合が懸念されるところですが、現在の一般的なパソコンやスマートフォンは自動的に調整されるようです。実際私のパソコンも問題なく稼動しています。

ただ、古いソフトなどを用いているシステムなどでは、不具合の生じる可能性もあるということで、うるう秒を廃止すべきとの意見もあるようです。
電子機器の不具合といえば、内容は異なると思いますが、2000年問題を思い出しますね。

このうるう秒の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業」(IERS)の決定に基づいて世界で一斉に行われています。

調整の経緯ですが、かつて時刻は、地球の公転や自転に基づく天文時から決められていましたが、現在では1秒の長さが非常に高精度な、原子の振動に基づく原子時によって決められています。この原子時は数十万年に1秒ずれるだけという程の精度なのだそうです。
うるう秒の調整は、この原子時と天文時のずれが0.9秒以内に収まるように調整するために行われています。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

お問い合わせはこちらから

免責事項

当サイトに掲載する情報に関しまして、細心の注意、調査を行って掲載しておりますが、当サイトのすべてに関して、誤りや変更などに伴うくい違いが含まれる場合もございます。従いまして、これらの正確性および完全性を保証するものではありません。当サイトで公開している情報もしくは内容をご利用されたことで、利用者もしくは第三者の方が直接又は間接的に被害を生じた場合について、当人は一切責任を負うものではありません。