2016年大晦日


2016年も残すところ、今日一日となりました。
皆様それぞれに、それぞれの1年があったと思います。

毎年、年が明けると「この年はこうなる」といったようなその1年の予想がされることがあります。
ニュースなどでも、株式などの市場の格言を紹介して、今年はどのような年になるのでしょうか。と締めくくることが良くあります。

その市場の格言ですが、申年であった今年は「申酉騒ぐ」という格言があるそうです。
申年と酉年は市場が騒ぐ(値が上下に変動する)という意味です。

この格言は当てはまったのでしょうか。振り返ってみましょう。

株式相場では、中国の経済減速や資源国の景気低迷などが原因とされ、日経平均株価は年明けからわずか1か月半で4000円以上もの大幅な下落となり、1万5000円台を割り込みました。しかし、現在では1万9000円に回復しています。
また、11月のアメリカ大統領選挙で、トランプ氏の当選が確定すると1日で900円以上下落し、その翌日には1000円以上上昇しました。
1年間でみても、1日でみても、騒いだといえるのではないでしょうか。

為替相場でも同様に、1ドル120円台から100円割れ、そして現在では116円台と、やはり騒いだように思えます。

株や為替などの投資を行わない人にも、このような値動きは生活に影響します。
1番わかりやすいのは、ガソリンの価格ではないでしょうか。

ガソリンの原料である原油自体にも市場があり、ほぼ100%輸入であることから為替の影響も受けます。
一時、ガソリンが安くなったのを記憶している人は多いのではないでしょうか。
これらを考えると、どうやら格言は当てはまったようです。

格言にはまだ酉年が残っていますが、来年はどのような年になるのでしょうか。

皆様、良いお年をお迎えください。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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