全国都市交通特性調査


「外出しない人が増えました。」こんなことがわかる調査があります。
調査の名前は「全国都市交通特性調査」。国土交通省が行っています。

この調査の目的は、人々がどのような目的で、交通手段を利用して移動しているかなど、都市における人の動きを調べることです。

この調査の一環で、「調査日に外出している人の割合」を調べています。
結果は平日で80.9%、休日で59.9%でした。

この調査は概ね5年に一度調査が行われていますが、昭和62年の調査開始以来、最低値となりました。
現在公表されているのは速報ですが、このほかにもいろいろなことが調査結果として公表されています。

年代別の一日の移動回数では、過去の調査結果も踏まえると、70代では増加傾向、20代では減少傾向にあり、今回の調査では、20代の移動回数が70代の移動回数を下回る結果となりました。

交通手段の利用ですが、三大都市圏では、公共交通の利用率が増加している一方自動車の利用率は減少、地方都市圏では、自動車の利用率が増加している一方、公共交通の利用率はほぼ横ばいの傾向でした。

さいたま市は三大都市圏に該当しますが、特に渋滞がしなくなったなどと感じるようなことはありません。
ただ、路上駐車はここ数年で少なくなったように思えます。
2006年の道路交通法改正により、違法駐車対策が強化されました。
2人組みの駐車監視員を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
もしかしたらこのようなことが調査結果の数値に表れているのかもしれません。

都市交通の調査で、まず外出するかどうかを調べる。いわれて見れば納得です。
国土交通省では、今回の調査の結果の具体的な要因等について、さらなる分析を進め、個人属性や世帯構成、居住地特性等と交通手段利用状況との関係、コンパクトシティの推進に向けた中心市街地と交通特性の関連性等に関する分析等を行う予定としています。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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