さいたま市HACCPフォーラム

さいたま市では、「食の安全フォーラム」を開催しています。
食の安全に関する知識と理解を深めることを目的で、講演等を通じて食の安全情報の提供を行っているそうです。

今回は、埼玉県との共催で、テーマは「HACCP」です。

HACCP?
新聞でみたことがあるようなないような。そのような文字ではないでしょうか。

HACCP(ハサップ)と読みます。
HACCP とは、「Hazard Analysis and Critical Control Point」の頭文字を付けたものです。
単語自体はそれほど難しいものではありませんが、文章の意味となると正しく理解できているか微妙なところです。
厚生労働省によると、以下のように説明されています。

「食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の 危害をあらかじめ分析( Hazard Analysis ) し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという 重要管理点( Critical Control Point ) を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生 管理の手法です。」

この手法は 国連の機関である国連食糧農業機関( FAO )と世界保健機関( WHO )の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものなのだそうです。

ここまででなんとなくの定義は分かったのではないでしょうか。
簡単に言えば、事業者自らが策定、実行する衛生管理の手法で世界的に推奨されている手法です。

概略は
食品原材料の受入れから最終製品までの各工程ごとに、

  1. 微生物、化学物質、金属の混入などの潜在的な危害要因を分析・予測(Hazard Analysis)した上で、
  2. 危害の発生防止につながる特に重要な管理点(Critical Control Point)を継続的に監視・記録する、

工程管理のシステムを構築することのようです。

食品の衛生管理は、現行では抜取検査が主流のようですが、HACCP導入により、より効果的に問題のある製品の出荷を未然に防ぐことが可能となるとともに、原因の追及を容易にすることが可能になるとされています。
製造工程におけるトレーサビリティの実現といったところでしょうか。

厚生労働省では、HACCPの導入を推進しており、HACCPの導入に取り組む食品等事業者をウェブサイトで紹介しています。
食品等事業者にとっては良いアピールになるのかもしれません。

こうしたことから、今回さいたま市で行われる「食の安全フォーラム」のテーマも「HACCP」が取り上げられているのだと思います。
まずは、知ることから。
ご興味ある方は参加してみては、如何でしょうか。