年末農産物即売会

明日の12月26日、さいたま市役所の東側広場で年末農産物即売会が開かれるようです。
市内の若手農業者により生産された新鮮な農産物の即売会だそうです。今年で16回目になります。

農産物というと、野菜をイメージしてしまいますが、花も販売されるようです。
さいたま市のホームページで案内がされています。

いくつか販売される農産物も紹介されていますが、その中で目を引いたものがありました。

「くわい」です。

「くわい」と聞いて、パッとイメージできる方は、それ程多くはないのではないでしょうか。
おせち料理にある、芽が出ているお芋です。気になる方は「くわい」で検索して見て下さい。

実はこの「くわい」、さいたま市の特産品なのだそうです。
さいたま市のくわい栽培は江戸中期から行われ、しかも緑区で生産している方もいるそうです。
恥ずかしながら、存じ上げておりませんでした。
さいたま市で生産される「青くわい」は関西をはじめ各地で人気の高級食材なのだそうです。

「くわい」の説明でおせち料理にあると説明しましたが、おせち料理にはそれぞれ意味が込めれているということを、ご存知の方もいらっしゃると思います。
「くわい」に込められた意味は、出世です。くわいの見た目そのままに「芽が出る」にちなんだものです。

このようなおせち料理の材料となる農産物も販売されるさいたま市の年末農産物即売会、明日の12月26日午前10時から午後2時まで開催される予定です。
平日なので仕事という方も多いかもしれませんが、お時間のある方は出向いてみては如何でしょうか。