保育士が優先

さいたま市では、保育士の子供が保育所に優先的に入れる仕組みを導入するようです。

2017年度から開始する方針で、このような仕組みを導入する自治体は増えているそうです。東京都の杉並区も同様の方針で、既に導入している千葉市では利用が伸びているとのことでした。

待機児童の高止まりは、社会問題として時折、報道されます。

保育所に入所できるかどうかは、保護者の働き方や家庭の状況などを踏まえて数値化され、「点数」によって決められる。
「保活」という保育所に入所するための活動を表す言葉がある。
何とか入所できるようにと、「点数」を増やすために引っ越しをしたりすることもある。

など待機児童問題の深刻さを表す内容です。

待機児童問題は、施設が足りないだけではなく人手も足りないのが現状で、保育士不足が待機児童数が高止まりする一因となっています。
そのため保育士の子供を優先的に保育所に預入れることができる仕組みが考えられました。

さいたま市では2017年度の保育所利用申し込み分から導入し、市内保育所での就労者などの子供を選考の過程で優遇するそうです。
保育士と、保育士、幼稚園教諭の資格を併せ持つ子供が対象となり、先ほどの「点数」計算においてこれらの場合は大きく加点されるようです。

優遇策を既に実施している自治体では、保育士の職場復帰につながる動きがみてとれ、千葉市では優遇精度を2015年度に導入しましたが2016年度では利用者が29人増えたとのことでした。

1人の保育士が担当できる児童の数は、少なくとも1人ではないはずですので、受入可能児童の総数は増えるはずです。
待機児童の解消に、向かえることを期待したいですね。