第2回さいたま国際マラソン

先日の13日、第2回さいたま国際マラソンが開催され、無事に終了したようです。
当日は天気もよく、まさしく大会日和だったのではないでしょうか。

1回目の開催を踏まえて、今回はフルマラソンに参加できる一般市民の定員が5,000人から16,000人へ、制限時間も4時間から6時間に拡大され、多くの人が参加できるようになっています。

また、第1回はリオデジャネイロオリンピックの女子マラソン代表選手の選考レースでしたが、今回はロンドン世界陸上選手権の女子マラソン代表選手の選考レースとなっています。
この代表選手の選考についてですが、少し調べてみました。

選考には、「内定条件」と「選考条件」といものがあるそうです。

内定条件は、条件を満たせば代表選手が内定すると言うものです。
その条件は、

1. さいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソンのいずれかで日本人1位
2. 2時間22分30秒以内で走る

の2つです。完走時間の条件は上記の大会以外の記録でも良いようです。

もう一つの選考条件ですが、

1. 上記の3大会で日本人3位以内
2. 北海道マラソンで日本人1位

の内、タイム、順位、レース展開、タイム差、気象条件を総合的に判断し、ロンドン世界陸上で活躍が期待できる選手。
というのが基本のようですが、その他にも細かい取り決めがあるようです。

第2回さいたま国際マラソンのコースは、第1回と同様、さいたまスーパーアリーナが発着点となり、国道463号バイパスがメインとなっています。
前回よりも上り下りを緩和するなどをして、スピードアップを図れるコースに変更されているとのことでしたが、今回日本人1位の那須川選手のタイムは2時間33分16秒でしたので、即時内定とはなりませんでした。

代表を目指す選手達は真剣勝負ですが、一般市民については、単にマラソンが好きという方もいらっしゃることと思います。
大会主催側もそのような方たちを見越してか、大会メモリアルグッズの販売を行っています。
自分の走破タイムなどを記録したキーホルダーや楯などが販売されています。オーダーメイドの受注販売ですので、思い出を形にしたい方にとっては良いサービスなのかもしれません。