独身の日


昨日の11月11日は、中国では「独身の日」と呼ばれるそうです。

中国流に表現すると「光棍節」となります。春節や国慶節という言葉は日本でも聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、中国では「~節」と表現するようですね。

光棍とは、棍棒の意味で、枝葉(子孫)を持たないことが転じて、独身者を表すそうです。
数字の「1」を独身者に見立てて、「1」が並ぶ11月11日が独身の日となったようです。

さて、この独身の日をなぜとりあげたのかと言うと、この日にネット通販のバーゲンセールが行われているためです。
そして、この日に行われるネット通販の売上高がとんでもない数字を打ち出しています。

報道などで見聞きしている人も多いと思いますが、中国のネット通販会社の最大手であるアリババが、この日1日の取引額で1兆8900億円に達したことが明らかにされています。
どこぞの国家予算よりも大きな金額がたった1日で動いたことになります。

人口が13億人を超える中国ですから、その1割でも1億3千万人で日本の人口よりも多くなります。仮にその1割の人が1万円の買い物をしたとすれば、1兆3000億円のお金が動くことになります。中国市場の潜在力を改めて感じてしまいます。

今となっては、独身の日というよりも、ネットセールの日という認識が多いそうです。

ネット通販を経験したことがある方はご承知の通り、このようなネット通販は1つのお店が商品をインターネットで販売しているわけではありません。いろいろな企業やお店がインターネットの中に出店する、いわばインターネット上の百貨店というイメージになります。もちろん日本の企業も出店しています。

インターネットを通じて、外国の商品を現地価格に近い値段で買い求めることができる取引は「越境EC」と呼ばれますが、今回のアリババのサイトでの越境ECの国別売上高では、日本がアメリカや韓国を上回ってトップだったそうです。

来日した中国人の爆買いが騒がれて久しいですが、昨日、インターネット上では爆買いが起こっていたのかも知れません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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