アメリカ大統領の評価


ドナルド・ジョン・トランプ氏がアメリカの次期大統領となることが確定して、日本では一夜明けました。
当日はやはり、号外も出たようで、本日に至っては、このことを題材に取り上げない報道番組はないでしょう。

前回のブログでは、政治と経済のつながりということで、昨日の日経平均株価の大幅下落を取り上げましたが、一夜明けた本日の日経平均株価は一転、大幅上昇しました。昨日の919円84銭の下落を帳消しにする1092円88銭の上昇です。上昇では今年1番の上昇幅でした。

先日、アメリカ大統領選挙の株価へのインパクトが今年一番ではなかったと申し上げましたが、上昇幅に限るとはいえ1番の結果となりました。
やはりアメリカ大統領の影響は大きかったようです。

ただこの2日間の日経平均株価の動きだけで見てみると、評価とはいったいどのようなものなのだろうと思えてきます。
「トランプ氏が次期大統領になりそうだ」というときは大きく下落し、「次期大統領になることが決まりました。」というときは大きく上昇です。
正直よくわかりません。もしかしたら、「評価」というものに該当しないのかもしれません。

しかしながら、実際に株価が動いたのは事実で、割合としては6%に達する騰落でしたので、100万円を投資したとしたら1日で約6万円の損益が発生することになります。現在の低金利から考えれば、考えられないほどの高利率になります。

結局、この2日間の株価の動きをもって、市場におけるアメリカ大統領に対する評価とするには、無理があるのかもしれません。
市場の評価が有効に機能することを期待するのであれば、それはもっと長期的なものさしで見なければならないのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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