面目躍如


雑誌などと見ていると、四字熟語の解説などをしていることがあります。

言葉自体は覚えていて、使い方もそれなりに正しく使えるものであっても、改めてその意味や言葉の由来を聞かれると忘れてしまっていたり、そもそも知らなかったりすることがよくあります。

こうした解説などを読んでみると、「あぁ~そういえばそうだった。」「へぇ~そうなんだ。」と刺激になると同時に、学生時代が懐かしく思えます。

タイトルの四字熟語は、たまたま目に付いたものです。
意味は、世間の評価に値する活躍をし生き生きとしていること。 また、名声や世間体などがよりよくなること。
「チャンピョンが面目躍如の大活躍」などのように使われます。
チャンピョンという世間の評価(地位)のある人が、期待通りの活躍をし、輝いていることを意味します。

この四字熟語は「面目」と「躍如」に分解できます。

「面目」とは、世間や周囲に対する体面・立場・名誉。世間からの評価。を表します。四字熟語では「めんもく」と読むのが多いようですが、「めんぼく」でも間違いではないそうです。

「躍如」ですが、面目の意味が分かれば、四字熟語の意味からも引き算で答えが出せます。「生き生きとしていること」です。躍如の躍は、活躍や躍動の躍ですので、イメージは付くのではないでしょうか。

こうして見ると、面目躍如は、本来はポジティブイメージの四字熟語なのですが、「プレッシャーに打ち勝って頑張った」というような意味合いで使われていることが、実際にはあります。正式な意味からすれば間違った使い方なのですが、「期待通りの活躍」が「プレッシャー」へと移り変わっていったのかもしれませんね。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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