草加せんべいが非常食に


埼玉県草加市の名産といえば、草加せんべいですが、非常食となるものもあるようです。

草加市内にある山香煎餅本舗さんが、賞味期限5年の煎餅を開発、販売しているそうです。

せんべいの賞味期限は通常6ヶ月ということですので、かなりの期限延長です。アルミ包装をするなどの創意工夫をして賞味期限を延ばすことに成功したとの事です。

ここまで賞味期限が延びると、特殊な薬品でも使っているのではないかと勘繰ってしまうところですが、原材料はうるち米と塩だけ、化学調味料は不使用だそうです。

草加といえば、草加せんべいが連想できるぐらい有名ですが、そもそもなぜ、せんべいなのでしょうか。
いい機会ですので調べてみました。

調べてみるとあっけなくその情報を得ることができました。草加市のホームページで解説がされています。

かいつまんで説明しますと、草加せんべいのルーツは諸説あるものの、「おせんさん」のエピソードが最も親しまれているそうです。
日光街道の宿場町である草加で、団子売りのおせんさんという女性が、日持ちがしない団子を捨ててしまうのはもったいないと悩んでいました。
そのようななか、通りがかりの侍に助言をもらい、団子をつぶして天日で乾かし焼餅として売りだしたところ、評判を呼び名物となったというお話です。

ただ、実はこの物語は昭和時代に作られたものということです。

「おせんさん」の物語は別としても、草加は昔から米どころといわれており、多くの米がとれ、江戸時代からせんべいも売られていたことは事実だそうです。せんべいの歴史は長いということになるのではないでしょうか。

草加せんべいはブランド

草加せんべいの定義ですが、きちんとした認定基準があります。

農林水産省管轄の(財)食品産業センターが認定する地域食品ブランド表示基準により、認定されたものが「草加せんべい」を名乗れます。
認定当時の基準は、以下の通りでした。

  • 製造地:草加・八潮・川口・越谷・鳩ケ谷で製造
  • 材料:関東近県で収穫された良質のうるち米
  • 製造:最低10年の経験を持つ職人が製造を管理
  • 焼き方:押し瓦での型焼き又は押し瓦方式を取り入れた堅焼き

認定商品には「本場の本物」マークが表示されています。
本場の本物の草加せんべいを味わいたいときは、確認してみて下さい。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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