さいたま市中央区のSL撤去


さいたま市の中央区役所の建物の前に、蒸気機関車(SL)があるのですが、撤去されることになったようです。
40年以上屋外で展示され、老朽化が激しいためで、来週にも解体作業が始まる予定です。

実はつい先日、中央区役所に出向いていました。
訪れた際に当然、このSLが目に入っていたのですが、まさか解体されるようになるとは、思いもよりませんでした。

40年と言えば、本日、人気漫画の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称「こち亀」)の最終話が創刊されたことでニュースとなっています。男性でいえば、「前厄」となる年です。
40年という期間は、何かしらの1つの区切りとなるのかもしれません。

撤去されるのは1920年に製造された「9600型」。全長16m、高さ4m、幅2.6m、重さ60t。現役時代には、貨物列車用のSLとして活躍したそうです。
1971年に引退したのち、現在のJRの前身である旧国鉄から無償で貸し出しを受け、旧与野市の市役所であった現在の場所に設置されていました。
先ほど、40年と言いましたが、現役時代を含めれば100歳近いことになります。

先日、見た時にはまったく気になりませんでしたが、実は老朽化がかなり進んでいて、指で押すとボロボロ崩れてしまうところもあるようです。
企業などに譲り渡すことも試みたところ、老朽化を理由にうまくいかなかったことや、修繕には約5,000万円かかりますが、解体は約1,400万円で済むという費用面の問題もあったようです。

こうした理由を背景に、鉄道愛好家などから存続の要望もあるなか、解体という結論になったようです。

この他、川口市も京浜急行電鉄の車両を老朽化のため撤去するようです。こちらは無償での引き取りを公募しているそうです。
戦後から高度経済成長期を経て、その役割を終えようとするものが、今後も増えていくのではないでしょうか。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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