税金ナビ


先日、「税理士って?」というパンフレットをご紹介しましたが、日本税理士連合会から発行されているパンフレットはこれだけではありません。
引き続きご紹介したいと思います。

今回は「こんなときこんな税金」です。サブタイトルは「私の税金ナビ」です。

通常歩んでいくであろうライフステージに合わせて、その時々に必要になりそうな税務処理などを紹介しています。
いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

就職したら

学生時代からアルバイトなどをして収入を得ている人は多くいますが、就職となるとやはり違います。過ごす時間の大部分を仕事で使い収入を得て生活をしていくことになります。

個人が収入を得るようになると所得税が課せられます。所得税は1年間に得た収入などを基にして計算されます。
最終的には1年間の所得に応じて所得税が課せられるのですが、実際には毎月の給与から見合った金額の税金が差し引かれています。この差し引かれた税金を1年間の税金として精算するのが年末調整です。

就職して、給与所得者となる場合にはこの年末調整で1年間の所得税の処理が終了する人がほとんどですが、2ヵ所以上から給与を受けている人、年間の給与収入2000万円を超える人などは確定申告が必要です。

また、医療費控除や住宅ローン控除などの控除を受けたい人も確定申告をすることで税金が戻ってきます。

病気になったら

医療費控除を受けることができます。
自己や自己と生計を一にする配偶者その他の親族のために支払った医療費がある場合には、以下の金額の控除を受けることができます。

(1年間に支払った医療費-保険金等)-10万円か合計所得金額の5%のいずれか少ない金額

重複しますが、医療費控除を受けるためには、確定申告が必要です。

なお、美容目的の整形手術、健康診断(その結果重大な疾病が発見されない場合)、自家用車で通院する場合の駐車料などは医療費控除の対象とはなりません。

結婚したら

結婚した場合、配偶者の収入の多寡によって配偶者控除や配偶者特別控除をうけることができます。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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