freeeの請求書


「この日までの売り上げの請求書を作って、その入金は翌月の末日。」

商売を行っていれば必ずあるルーティンではないでしょうか。
これら一連の流れも帳簿に反映させなくてはなりません。

通常は

  1. 請求書を作成
  2. 帳簿に記帳

というのが、請求を行うまでの一連の流れですが、freeeではこの作業を一つにまとめることができます。

freee上で請求書を作成すると、作成するとまだ入金されていないものは未入金分として処理されます。
そして例えば銀行口座に入金があった場合には、freeeとデータを結び付けていれば、freeeで作成した「口座」にも入金となります。

ここで登録の際に「この入金はこの未入金の請求書の分ですよ」とする処理をします。
こうすることで、未入金の請求書がなくなり、「口座」の入金は売上代金であるという処理が完了します。

これを複式簿記で表すと、

請求書作成時は(借方)売掛金(貸方)売上
入金時は(借方)普通預金(貸方)売掛金

となります。「売掛金」はまだ入金されていない売上を表す勘定科目です。「借方」がプラスで「貸方」がマイナスになりますので、入金時には「売掛金」は0円ということになります。

このことからもわかる通り、売り上げとその入金の管理は簿記上は売掛金で行うことになります。取引相手すべてについて「売掛金」を用いるので、数が多くなるとその管理が大変になります。(管理しやすくする方法はもちろんあります。)

freee上で請求書を作成すると、「未入金はこの請求書、入金があったのはこの請求書の分」といった実際の取引に近い感覚で処理することができ、その処理結果が複式簿記の仕訳として表されます。

この請求書の内容を帳簿に反映させるシステムは他のクラウド会計ソフトでも提供されていて、有償の場合が多いのですがfreeeは無料です。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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