女性活躍推進ハンドブック


女性活躍推進ハンドブックというものが作成されています。

題名の表すとおり女性が社会で活躍してもらうためのハンドブックです。
アベノミクスによる成長戦略の柱の1つである女性の活躍促進を背景にしているのはいうまでもないですね。

このハンドブックですが、各団体から作成されています。

私が見たのは「埼玉版女性活躍推進ハンドブック」ですが、日本商工会議所からも「中小企業のための女性活躍推進ハンドブック」が作成されています。

社会で活躍しようとする女性自身ためのハンドブックではなく、企業などにおいて、女性活躍の推進に役立ててもらうために、具体的な推進方法などのノウハウがまとめられているので、言うなれば雇用者側のハンドブックといったところでしょうか。
ただ、女性自身も企業の取り組み事例などが掲載されているので参考になるのではないでしょうか。

もちろん「埼玉版」では、県内企業の取り組み事例が掲載されています。

埼玉県では女性活躍の推進を「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」と称して進めています。部署に「ウーマノミクス課」もあります。
このウーマノミクスですが、Woman(女性)とEconomics(経済)を足し合わせた造語です。ゴールドマンサックス証券のキャシー・松井氏が提唱したそうです。

アベノミクスといい「~ミクス」という言葉が多いですが、それだけ経済(政策)が重要ということなのでしょうか。

女性活躍推進の目指すところは

  1. 女性の就業・起業
  2. 消費・投資の拡大
  3. 地域経済の活性化
  4. 更なる雇用の拡大

という好循環を生み出すことです。

女性が出産や子育てを機に退職するという傾向は、欧米諸国では見られない日本の特徴ということです。
埼玉県では30歳代の女性の就職率が、平成22年の国勢調査では全国42位と低い結果となりました。

  • 核家族世帯の占める割合が全国で2番目に高い
  • 子育て期の男性の就業期間が全国で3番目に長い

ことがこの結果の背景にあると分析されてます。

その一方で、就業を希望する女性は全国4位と多く、この潜在力を具現化することが重要な取り組みとされています。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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