高年齢者雇用安定法の改正や雇用保険等の一部を改正する法律案が可決されたことにより、高年齢者の労働環境が変わってきています。
最近では、体力が続く限り働きたいと考える方も多く、以前は65歳までが一つの区切りでしたが、最近は70歳やそれ以上という方も少なくないようです。生涯現役ということでしょうか。
このような意識の変化の原因としていくつか理由が挙げられていますが、その大きな理由のひとつとして、「収入が必要であること」があります。
昔に比べ平均寿命が延びたことや、晩婚化の影響で子供にまだお金がかかるといった事情もあるようです。
いずれにせよ長く働きたいと考える高年齢者にとって上記の法改正は、追い風となったのではないでしょうか。
高年齢者を雇用する事業主側も、労働力不足が顕在化していることもあり、これからシニアの力をどのように活用していくかを真剣に考える必要性に迫られるのではないでしょうか。
シニア層の雇用となると、賃金などの処遇の整備や現役時代とは違った仕事内容や働き方に切り替わるキャリアシフトが行われるのが通常のようです。
例えば雇用形態を、1日8時間・週40時間勤務と1日6時間・週30時間勤務の2種類に限定し、この枠内で雇用するという形態をとっている企業もあります。
このようなキャリアシフトはバリバリ残業して働くといった現役時代とは異なるため、一般的に現役時より収入が減少します。
そのため、社員交歓会、永年勤続表彰、引退セレモニー、記念品贈呈など催すことで、モチベーションを維持してもらうことも重要になるようです。
また、現役の社員と同様に名刺や携帯電話、通勤定期券を支給することも効果があるようです。