確定申告状況等の4回目、最終回です。
最終回は確定申告を行った方法です。
現在公官庁は、ICT化を前面に押し出しています。将来直面するであろう人口減少による人手不足などの問題の対応策の1つです。国税庁も例外なくICT化を薦めています。
ICTとは、Information and Communication Technologyの略で、ITの概念をさらに一歩進め、IT=情報技術に通信コミュニケーションの重要性を加味した言葉です。
確定申告におけるICTというと、パソコンやインターネットを使って確定申告書を作成するということを総合しての表現のようです。公表されている「ICTを利用した所得税等の確定申告書の提出人員の状況」をみると、ICTの利用者は増えています。前年比較では、51万人以上の増加でした。
内訳で増加が多く見られたのは
- 国税庁の作成コーナーを利用して確定申告書を作成して書面で提出
- 各種ソフト・e-taxで作成提出
の2項目でした。「1」はプリンターなどがあれば自身で確定申告書を作成して提出することが可能です。
「2」はほとんどの場合、税理士が関与しているのではないかと思います。e-taxなどを利用した申告を電子申告といいますが、書面による提出から電子申告へ移行しているのではないでしょうか。
蛇足ですが、環境をすべて整えれば自分自身で電子申告を行うことは可能です。パソコンやインターネット環境が必要になるのはもちろんですが、その他に身分を表すICカードとカードリーダなどが必要になります。身分を表すICカードというのは、現在ではマイナンバーカードになります。
現状では、手間やコスト、専門性などから電子申告を実際に行っているのは、ほとんど税理士だと思いますが、ゆくゆくは違う形になっているかもしれませんね。