食事はコミュニケーション


内閣府が「食育に関する意識調査報告書」を発表しています。

まず、「食育」という言葉やその意味を知っていたかという調査が行われていました。

結果は

  • 言葉も意味も知っていた44.4%
  • 言葉は知っていたが,意味は知らなかった34.1%
  • 言葉も意味も知らなかった21.5%

でした。

「言葉を知っていた」と回答した者に、ふだんの食生活で、「食育」を実践していると思うか聞いたところ約6割が「そう思う」と回答したそうです。また、「言葉を知っていた」と回答した者は女性に多く、30~60歳では50%を超えていました。
母親であることが考えられます。

また、家族との共食についても調査が行われています。

家族と一緒に食べる頻度では、朝食が54.5%、夕食が64.0%ほとんど毎日家族と一緒に食べると回答していました。
反対に「ほとんどない」と回答したのは、朝食23.8%、夕食7.3%となりました。朝はそれぞれ行動スタイルがばらばらなのかも知れません。

食事を家族と一緒に食べることは、一人で食べるよりどのような良い点があると思いますかという調査では、

  1. 家族とのコミュニケーションを図ることができる78.2%
  2. 楽しく食べることができる68.9%
  3. 規則正しい時間に食べることができる36.7%

が上位になりました。栄養バランスや食の安全性などを差し置いて、食事にはコミュニケーションが重視されている結果となりました。性別では大差は見られなく、男性の40代と女性の30代から50代で高くなりました。

その他には、地域や職場などを含む所属コミュニティーで食事会等の機会があれば、参加したいと思いますかという調査では、「とてもそう思う」「そう思う」で47.7%となり、これらの中の64.6%が地域等での共食に参加したことがありました。

食事会等に参加してみて、どのようなことが良かったと思いますかという調査でも、「コミュニケーションを図ることができた」が86.8%で1番多い回答でした。

「食事は食べる物より、食べる人」ということになりそうです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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