浦和レッズ、経営も好調


今シーズンも上位争いをしている浦和レッズですが、経営も好調のようです。

コンサルティング会社のデロイトトーマツが「Jリーグマネジメントカップ2014 」と称して、公開されている情報を元に経営分析をしてランキングしました。

その結果、総合評価で浦和レッズが1位に輝きました。

評価のカテゴリーは、以下の4つです。

マーケティング

主に集客に着目し、「満員のスタジアム」の実現に向けた取り組みが成果を挙げているかを評価。
平均入場者数、スタジアム集客率、新規観戦者割合、客単価などを計算

経営効率

主に勝点と経営成績に着目し、いかに効率的に「勝点」を獲得したかを評価。
勝点1あたりチーム人件費、勝点1あたり入場料収入などを計算

経営戦略

主に経営資源の使い方に着目し、いかに効果的に「売上」を獲得したかを評価。
売上高・チーム人件費率、販営費100万円あたり入場料等収入などを計算

財務状況

主に財政状態に着目し、「ビジネス規模や安定性、成長性」を評価。
売上高、売上高成長率、自己資本比率などを計算

デロイトトーマツでは、リーグになぞらえてステージと名づけていました。

J1のチーム数は18チームですので、各ステージで1位であった場合は18ポイント、そして順位が1つ下がるごとに1ポイントずつ減らすといった採点方式です。

興味深いのは、ランキングが上位になったチームは実際のリーグでも上位になっているという点です。

「経営が強いからチームも強い」、「チームが強いから経営が安定している」など見方はいろいろとあると思いますが、このように相互に干渉するものは、よく車の両輪に例えられます。良いバランスで回らなければ真直ぐに進まないからです。
こうした評価の手法は、どのような事業にも応用できますので、分析を行うことで今まで見えなかったものが見えてくるかも知れません。

さいたま市はJ1のチームが2つある唯一の市です。
残る1チーム、大宮アルディージャの評価ですが、残念ながら最下位となっていました。
試合同様、経営のさいたまダービーも盛り上がるといいですね。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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